質屋の世界に入ったきっかけ。その2

続きが読みたいとのご要望にお応えしまして書いちゃいます。

便所掃除専任アルバイトから質屋の丁稚(下働き、小間使い)に昇格?した僕はトイレ以外の掃除も許されたのです!

朝は誰よりも早く来てまずは表周りからの掃除をします。

店頭~店の周囲~そして5軒先の建物の前~面している道路~店内へ

接客スペース~展示スペース~事務所~トイレ~流し~質蔵~社長室

それは毎日怒涛の如く掃除しまくりました!

先輩スタッフからは掃除大臣とか掃除大将軍と言われてました。

後輩が入ってくるまでの約2年もの間で一生分の掃除をしました。

(だから今は掃除をあまりしないダメ人間になり下がりました。)

そして、質屋で働くようになって初めて触るブランド品の数々・・・・

ルイヴィトンやシャネル、エルメス等、噂程度にしか知らなかったブランド品が僕を襲ってくるのです。

25歳のアディダスのバッグ使っている僕には、上記の高級ブランドの良さが全く分からないのです。

ルイヴィトンのモノグラムの柄なんてかっこ悪くて受け付けません

シャネルのマトラッセのショルダーが中古で使用感たっぷりなのに7万円の値段をつける先輩の頭が可笑しいとさえ思っていました。

2万円の国産時計を腕にしてる僕からすれば50万円で質預りするROLEXが信じられませんでした。

カルチャーショック!

あなたの知らない世界!

金庫の中には帯の付いた札束がいくつもありました。

とんでもない世界に来ちまったなぁ~。

これが当時の正直な僕の思いでした。

でもね、1か月たち、2か月たち、3か月もたつと、その世界が当たり前になっていたのです。

あのかっこ悪いと思っていたルイヴィトンのモノグラムが素敵に見えてくるのです。

そして、半年もたつ頃には財布、定期入れ、セカンドバッグをLVのモノグラムで揃えていたのです。

朱に交われば赤くなる。

郷に入りては郷に従え。

丁稚奉公は結構辛かったですが、質屋の仕事が面白くなっていったのもその頃からでした。

TRIGO株式会社は質屋さんになりたい方の開業支援を行っております。
金融業の特権階級と言われている「質屋業」
自分の資産を年利最大109.5%で運用できるのが質屋なのです。

質屋の世界に入ったきっかけ。

最近、人に良く聞かれる質問ナンバー1がこの質問なのです。

「社長はなんで質屋になったの?」

本当によく聞かれます。

世間の皆様にとって質屋って珍しいレアな存在らしいのです。

あなたの周りに質屋の経営者が何人いるか数えてみてください。

あまりいないと思いますよ~。

では、僕が質屋になったきっかけを書きます。

若いころの事です。

年の頃なら25歳くらい。

当時の僕は若さと体力だけが取り柄の売れないカメラマンでした。

まったく食えず、明日の晩御飯にも困ってた時の事です。

たまたま知り合いから質屋の社長を紹介されました。

質屋に行って相談するも質入れする品物はカメラ機材しかない。

これを質入れすると写真の仕事が一切出来なくなるのでそれは出来ない。

さて、どうしたものか・・・・・

悩んでいる僕に質屋の社長から神のお言葉がありました。

「おまえ、このカメラがないと困るだろう?」

「だったら、うちで便所掃除のアルバイトやらせてやるよ。」

飛びつきました。

時給800円のその日払いの条件で便所掃除のアルバイトをゲット!

次の日からやりましたよ~。

しかし、すぐに問題発生です。

その質屋にはトイレが1つしかなく、10分で仕事が終わってしまうのです。

10分でも質屋の社長は800円くれました・・・・・

だがしかし、

足りないのですよ。

25歳の男の子には800円じゃ足りないのですよ。

そこで一つしかないトイレを時間をかけてきれいにすることにしました。

最終的には5時間くらいの長い時間をかけて掃除しました。

もう、5時間掃除して綺麗に磨き上げると不思議な感情は湧き上がるのです。

「俺はこの便器をなめられる!」

ずーっとそう思って便所掃除をしていたので、つい、ポロッと社長に言っちゃいました。

「僕はこのトイレをなめられるくらいにいつも掃除してますよ。」

すると社長は

「じゃあなめて見せて」

えっ、なめるの?

と一瞬だけ思いましたが、すぐになめましたよ、便器を!

それを見た社長は、

「明日からは店を手伝え。」

この瞬間が僕の質屋人生のスタートです!

次の日から質屋の小僧としての丁稚奉公と言う名の修業が始まります。

TRIGOは川名雄生選手を応援します!

TRIGO(株)が全力で応援している若きアスリートをご紹介いたします。

修斗世界ランカーの総合格闘家の川名雄生選手です。

先月の5/12に後楽園ホールで彼の試合がありました。

弊社はスタッフ総出で現地で応援。

応援の甲斐あって川名雄生選手は1ラウンド21秒KO勝ちです。

最高の勝利でした。

試合後の控室で記念撮影。

彼のファイティングパンツと横断幕には、弊社のロゴが入っております。

夢に向かって、全力で頑張る川名選手は素敵です。
彼は必ずや世界チャンピオンになるでしょう!

TRIGO(株)は川名選手のように夢をもって頑張る若者を応援します!

 

 

質屋VS買取専門店

町中に溢れている買取専門店様。
一つの駅の周りに何店舗も見かけます。
『金、プラチナ買取』、『ブランド品高価買取』、『ROLEX高く買います』……
何故、こんなに買取専門店が多いのか?
質屋のプロフェッショナルであるTRIGOが考えてみました。

1、大手フランチャイズグループの台頭と努力
街を歩くと黄色い看板やオレンジ色の看板などの有名フランチャイズ加盟店をよく見かけますよね。リユース業界がこれだけ成長した一因は間違いなく有名フランチャイズ企業がものすごい努力をして宣伝や加盟店を増やして行きました。
使わなくなった物を売ると言う意識を日本人に植え付けたのも彼らかもしれません。

2、参入、開業のしやすさ。
買取専門店の開業は質屋を開業するのに比べて非常に簡単なのです。
まず必要なのが『古物商』です。
これは必要書類を揃えて手数料と一緒に警察に持って行けば40日前後で許可が降ります。
そして『店舗』です。
買取だけなら省スペースでOK!最小で4坪前後でも出来ます。
後は『買い取り資金』です。
基本はこれでOKなのです。

買取専門店のFCに加盟すれば品物の査定の仕方や、お店の運営方法等の様々な事をパーッケージで買えます。

3、キャッシュフローの速さ。
買取専門だと運転資金(買い取り資金)の回転が速いのです。
例えば、午前中にお客さんから30万円でROLEXを買いました。
それを業者に売るとすると最短でその日の内に売って現金を手にする事が出来ます。
小売りするなら利幅は大きいがいつ売れるかわかりません。
業販なら現金化が早いのです。

この3つの視点から考えても起業しやすいビジネスとわかります。

次に買取専門ビジネスの問題点、課題、弱点を質屋と比較しながら考えてみます。

①、店舗数が多すぎる故の競合他社との凌ぎ合い。
駅前の徒歩圏内に数店舗以上あるのが今の現状です。
お客さんは少しでも高いお店に売りたいが為、何店舗も回ります。
買取店が高く買うと言う事はお店の利益が減るという事。
つまり、資金力の弱いお店は勝ち残る事が出来ません。

それに対し質屋は店舗数自体が少ないのです。
全国で3000件を切ると言われている質屋の実店舗数を考える競合他店が圧倒的に少ないのです。
ライバル店が少ないという事はビジネスとして大きな利点です。

②、収益構造が基本1つしかない。
お客さんの品物を安く買い取ってそれを早く高く売る。
これだけです。
買えなかったら終わりです。

一方、質屋は買取専門店には絶対に出来ない質預りが出来ます。
質預りは手数料商売です。
お客さんの品物をお預かりしてその保管料を頂きます。
その保管料の基準となるのが、質屋営業法で決められてる上限利率が109.5%です。
店舗の場所にもよりますが1カ月の保管料(利息)が9%頂けます。
日本の金融業の中で最高の利率が質物保管料なのです。
質蔵の中に1000万円の質預り高があれば1か月の利息収入が90万円。
1年間の利息収入になると1080万円です。
これが固定収入です。
この質預りに質屋は買取も出来ます。
質屋の買取は質預りでしっかりと固定収入が生まれる為、普通にやっても買取金額が高く買えます。
つまり、質屋は収益構造が2つあるのです。相乗効果で質預りも買取のお客さんも増えて行きます。

③、買取品は1回買ったらもう終わり。
買取専門店の場合、お客さんからシャネルの時計を買い取りしたら・・・
それを次に売ってしまえばもう終わり。その時計は1回しか利益を生みません。
方や質屋は、質預りでシャネルの時計を預かればその期間に応じて保管料が入ります。そしてお客さんが品物を出質(品物を出して持ち帰る事)あと、高確率でまた持ってきます。
つまり、一つの品物が何度も何度も質屋とお客さんの間を行ったり来たりします。
その度に質屋には利益が出ます。
直営店の質屋には3年以上に渡って品物を預けてるお客さんがいます。
1つの品物を2年間で9回も質預りした方がいます。
1か月の間に同じ品物を4回も質預りと出質を繰り返す人がいます。
質屋業は一人のお客さんと長~いお付き合いが出来るのです。

もちろん質屋ビジネスにも問題点や課題はあります。
それを一つ一つTRIGOと一緒に考えて行きましょう。

 

さあ、これを読んで質屋と言うビジネスに興味を持たれた方はTRIGOへアクセス!

 

 

 

最初に買った高級時計はブライトリング。

質屋業界に入ったのは24年前。
入った当初はブランド品や貴金属、高級時計等にまったく興味がなかった若い僕。
Louis Vuittonのモノグラムの柄が気持ち悪かったし、高級時計はROLEX位しか知らなかったし、18金もプラチナもよくわからなかった若い僕。
それが今となっては商売のネタです。
そんな僕が初めて買った高級時計がこれです。
ブライトリング/BREITLING ロンジチュードサンダーバード/1000本限定
この青い時計を見た瞬間に惚れました。
男心をくすぐるクロノグラフ
アメリカ空軍所属のアクロバティックスチーム「サンダーバーズ」の公式モデルとして発売された、世界1000本の限定モデル (この僕の時計にもナンバリングがあります)
ブルーの皮ベルトもオシャレ感があり気に入りました。
この時計と出会ったのは当時お世話になっていた質屋さんのバックヤード。
質屋の社長が古物市場で仕入れて来た多数の品物の中にこの時計を見つけました。
手に取った5分後には
「社長、このブライトリング売って下さい!」
と直談判していました。
お前に買えるのか?と笑いながらも熱心にお願いすると了承してくれました。
25歳の若者には即金で買える訳もなく分割払いで買いました。
そんな思い入れのある時計を……..
ずっと使ってなかったんです……..
昔の青臭い自分が蘇り、修業時代の自分に逆戻りしてしまいそうで怖かったのかもしれません。
しかし!
今回このブライトリングを復活させました!
10年以上使用してない時計ですから、しっかりとメンテナンス。
オーバーホールと多少の部品交換で5万円かからずに復活させる事が出来たのです。
僕の黄金の左腕に戻って来たよ?
メチャメチャ嬉しい!
大切な時計のメンテナンスや修理もTRIGOにご相談ください!
まずは見積もりを取ってからの修理となります。

質屋VSコンビニエンスストア

独立開業を目指す人がまず考えるのがフランチャイズグループに加盟する事。
そこで今回のブログは、フランチャイズグループの雄であるコンビニエンスストアでの独立開業と質屋さんでの独立開業を比較してみます。

お店(FCグループ)の知名度
これはコンビニさんの圧勝ですね。
全国展開をしてる大手コンビニFCなら知らない人はいないのでは・・・
弊社としてもここは頑張って質屋の宣伝をしていきます!

開業資金
弊社で質屋開業の資金として考える金額は1500万円~2000万円
弊社コンサル費用、質蔵設置、店舗取得費、店舗内外装、運転資金、備品、その他
(諸条件や要望により費用は抑える事も増やす事も出来ます。)
コンビニさんはFCグループにより違いはありますが色んなコースがあるようです。
初期費用を抑えてその分ロイヤリティーを高くするコースや、自社物件を持ってるかとか、はっきりと幾らかかるかは不明ですが、店舗内外装の統一や大量の在庫の仕入れだけでも弊社の開業資金位は行ってしまうかも知れないですね。
これにFC加盟料や研修費などが必要になると結構行きますね。

労働時間
質屋の営業時間は店主の考え一つです。
弊社直営店は11:00~19:00
かたやコンビニエンスストアは24時間営業がほとんどです。
質屋は一人でも営業できますが、コンビニエンスストアはそうは行きません。
たくさんのアルバイトを抱えて24時間年中無休で営業し続けます。
深夜のアルバイトさんが急遽休むとオーナーが代わりに深夜出勤です。
質屋開業は定休日と営業時間を自分で決めて無理のない労働環境を作る事が出来ます。
コンビニで臨時休業したらFC本部から叱責されペナルティーをくらいますが、自分の質屋なら問題ありません。

ロイヤリティー(本部に毎月支払うお金)、解約時の事
弊社は今の所FCグループではありません。
なのでロイヤリティーは頂いてません。その代り5年契約で月額3万円~7万円のサポート契約を結んで頂きます。
5年経ったらご希望がない限り弊社から卒業してください。
弊社は5年の契約終了後に協業の禁止は致しません。
もう毎月のサポート料金を払わなくていい位に成長してください!
かたやコンビニエンスストアは・・・・
これも各FCグループや契約コースによって違うようです。
固定のロイヤリティー+売り上げの40%~60%程がFC本部に行くようです。
そして解約時は多額の解除料金を請求されます。
僕の友人のコンビニオーナーは解約時に何百万も請求されました。
儲からないから辞めるにのに更に追い打ちをかけられるとは・・・
(もちろん全てのコンビニオーナー様が解約時に多額の請求が来るとは限りません。)

来店数や売上
来店数はコンビニの圧倒的勝利です。
食品や生活雑貨、ATM、雑誌、新聞、その他・・・・
多岐に渡る商品ラインナップとサービスで1日の来客数はすごいでしょう。
かたや質屋さんは、場所にもよりますが郊外の住宅地のあるお店で5人から10人の1日の来店数です。
売上も圧倒的物量のコンビニさんの勝ちかな。
でも、質屋でエルメスのバーキンを売ったら、それだけで100万円を超える事もあります。

コンビニエンスストアで独立開業を考えてる方、
一度近隣の質屋さんへ行ってみてください。
そしてコンビニさんと比較してください。
コンビニオーナーと質屋店主の顔を見比べてください。
コンビニ店内と質屋店内の時間の流れが違うのがわかると思います。
質屋はゆったりと構えてしっかりと利益を取る、損をしない商売なのです。

 

 

GO ahead and TRI

ラジオ出演の告知!

明日、2月17日(金曜日)の18:35~
レディオ湘南(FM83.1)の番組「Delight」内の弊社提供のコーナー
『GO ahead and TRI』があります。
MC 今城謙士さんと弊社代表の小原大輔がお送りする、
日本初の質屋HOW TO バラエティー番組です。
質屋になるにはどうすればよいのだろうをテーマに月に1回トークを繰り広げます。

明日の放送は第5回目。
「質屋になってからの毎日」をテーマにトークします。

特別ゲストに株式会社トラストワイズプロダクションの山中直彦社長にも参加して頂きます。

こうご期待!

質屋開業支援、ブランド品貴金属の高価買取

TRIGO株式会社